2009年末に突然、大塚英志・白倉由美ブームが再燃しました。
十年ぶりくらい。
再燃というか、新しい扉を数年遅れて開いた感じ。
私にとっては、大塚英志はマダラの原作者で評論家。
白倉由美はマンガ家でした。
だから、このふたりの小説

私的には、多重人格探偵サイコとマダラシリーズの
パラレルワールドとして読みました。
犬彦のビジュアルもサイコよりはマダラ寄りな筈。

当時のimacのデザインは本当に歴史的傑作。
そして私はこの本でDATというものが存在したことを知りました。
…MDは知っていたんだけれどな。
(私はカセットテープの次がCDロム)

向精神薬というギミックが、時代を感じさせます。


コメント